良い日、ころころ

良い日には旅立たずに転がっています

平成最後の夏、おわりましたね

     平成最後の夏、おわりましたね。涼しくなりましたね。平成最後って言われると、僕は平成元年生まれだから、感慨深いような、でも、別にだからなんなんだろ、っていうような、複雑な気持ち、もはやどこか、居心地の悪い気持ちにすらなります。勝手に時代を区切って盛り上がられても、僕の暮らしぶりの変化と相関がないし。

     今年が平成最後の夏になったのは、このまえ、今上天皇が引退したいなあ、っておことばを述べたからであり、我々が平成最後の夏を「 #平成最後の夏 #海 #花火 #ありがとう平成 」みたいに平和ボケしたエモい感じでカウントダウンできるのは、平成の終わりが今上天皇崩御を意味しないからですよね。昭和のおわりが自粛ムードに包まれたって話と比べるとえらい違いだと思います。もはや、年号の切り替えは東京オリンピックの前座、みたいな空気すらあるし。平成最後の夏のユルさ半端ない。ひしめき合うサブカルチャーサブカルチャーカルチャー。そしてはじまる平成最後の秋と冬と春。やはり、だからなんなんだという気持ちと、エモさが混在して、目が回りそうです。平静を保って過ごしたいと思います。

     西暦もいつか終わるのかな。この夏に見に行った縄文展では、日本の縄文時代は紀元前2000年か3000年から始まって、紀元前何百年まで続くって言ってた気がするよ。長いねえ、縄文時代ローマ帝国より江戸幕府より長いよ。千年以上あるなら、意外と僕たちと変わらない水準の生活をしていたのかな? それとも、僕たちの生活って何十億年と人類史が続いてもなかなかないような異常なものなのかな? 健康で文化的な最低限度の、異常な生活。そう、昭和と違って平成は、モノで溢れた豊かな時代だからね。うふふ。豊かさと引き換えに失われた人々の繋がり……うふふ。でもそれって誰が豊かになったのかな? いや僕もそこそこ豊かですけどね。猫と夜中にこんなブログを更新できるくらいは。しかし、平成っ子の生活は、いつダメになるかわからない、薄氷のうえの泥舟ライフ。年金がほしい(唐突)。

    平成最後の夏が終わり、平成最後の秋と冬がやってきます。エモくてもエモくなくてもいいんです。地を這って現実を生きましょう。

    かといって、平和な日常を礼賛するつもりもないぜ。おれたちはこれから、奪われた分を取り返してやるのさ。誰から? いまドキッとしたそこのお前、お前のあったかい懐からさ!

    そしたらみんなで焼肉に行こう! とりあえずビール! でもこんな繰り返しもうんざりだから、平成が終わったら、みんなで見たこともないようなヒュッゲしよう。ありがとう未来。

    これからは、AIともドローンとも仲良くやっていくつもりだよ。うまくいくといいな。

30日間海外ドラマ一周

[抄録]

この記事には

  1. 私立探偵ダークジェントリー
  2. アンブレイカブル・キミーシュミット
  3. プリーズライクミー
  4. マーベラス・ミセス・メイゼル

を見た感想がネタバレなしで書いてあります。

 

はじめは、ハリーポッターの映画版を全部見ようと思って、Huluの無料お試し30日間をやってみた。でもハリーポッターは全部見られなかった。映画はなんとなく、再生するときに緊張するからかも。お茶を入れて、お菓子を用意し、トイレに行っておき、万全の準備を整えてからでないと見てはいけない気がする。別に映画館ではないから途中で止められるのにね。もっと気軽に再生ボタンを押せばよかった。(そして死の秘宝を未だに見ていない、死ぬまでにはどうにか。健康に長生きしたい。“健康に”とこだわるのは差別的だろうか、とすこし悩む)

 

その次に、Netflixのお試し30日間がやってきた、いや、どっちかというと会いに行った。Netflixで見てみたかったのはスタンドアップコメディの動画で、どういうものなんだろうと思ってたけど、日本語に翻訳されているものが少なくて困っていた。Netflixにはいっぱいある、ということで、いっぱい見た。おもしろいのもいまいちなのもあった。スタンドアップコメディ、こういう感じかあ、なるほど。そしてそのあとはせっかくなのでフルハウスの続編であるフラーハウスを見て、そのあとはNetflixオリジナルドラマの開拓に走った。おもしろいのもいまいちなのもあった。このうちのおもしろかったものを記録しておこうというのが今回の趣旨です。

 

私立探偵ダークジェントリー
Dirk Gently’s Holistic Detective Agency

https://www.netflix.com/jp/title/80119426

現場に残された指紋とか目撃証言とかそういう些細なことは気にせずに、もっと全体論的に物事を見ながら事件を解決しようとする(しようとしているのか…?)“全体論的探偵”が主人公(なのか?)のドラマです。シーズンまるごと1つかけて事件が1つしか解決しないという作りなので、気軽に見られるオムニバス形式を期待してみるのはやめてください。でもおもしろいよ。シーズン1-1話の大混乱ぶりはほんとうに素晴らしい。もういっそ解決してほしくなくなる。ダグラス・アダムスSF小説が原作だそうですが、原作とは人物もストーリーもかなり違っているらしいです。原作の翻訳も最近でました(読みたい)。オカルト的な要素? などもあります。お好きな方はぜひ。

残念ながらシーズン2までで製作中止になってしまったようですが、続編を求める署名集めなどもネット上で行われております。(でも実はシーズン2より1のがおもしろい、なんかテンポがいいというか盛り上げ方がうまい)。

 

アンブレイカブル・キミーシュミット

Unbreakable Kimmy Schmidt

https://www.netflix.com/jp/title/80025384

カルト教団に捕まって青春時代ずっと地下に閉じ込められていたキミーがニューヨークの街で再出発しようとするドラマです。でも何をしたら再出発になるんでしょうね。というような。設定は映画の「ルーム」を彷彿させますが、こちらはもっとライトなコメディタッチです。現在シーズン4まであって、シーズンを重ねるごとにキミーが捕まっていたという事実が薄まっていき、むしろキミー以外の濃い登場人物たちの活躍がフィーチャーされていくような……が、シーズン1はあくまでキミー中心だし、なんだか不意にグッとくるシーンも挟まりますよ(2以降も楽しいよ)。失われた日々はあれど、みな今と未来を生きるのです。ちなみにキミー以外の濃い登場人物たちの内訳は、芸能の世界での成功を夢見る黒人ゲイルームメイト、ボロアパート管理人でありながら戦うヒッピーのおばさま、金持ちの男と結婚したネイティブアメリカン筋のお姉さん、などなど。キミーのトラウマのありかたとかに疑問を感じることもないではないというか、どこまで茶化していいかの境界線が難しく、気持ちが混乱することもありますが、基本はハイテンションの楽しいドラマです。オープニングテーマもすき。

 

プリーズライクミー

Please Like me

https://www.netflix.com/jp/title/80008187

彼女にあなたはゲイと指摘され別れを切り出されてアイデンティティが揺らぐなか、離婚した両親のあいだでのドタバタにも巻き込まれていく、いちおうコメディ?のドラマです。Netflixオリジナルではなくオーストラリアのドラマらしい。抱腹絶倒とかはまったくなく、妙なリアル感の漂う独特のテンポで話が進む。主人公のジョシュは皮肉屋だし、主人公の親友はぼんやりと浮気を重ねるし、ジョシュのお父さんは若いタイ人と再婚してて自信過剰だし、お母さんは情緒不安定で自殺を図るし、みんなそれぞれ致命的にやばいところがあるのですが、なんとなく憎めない。ジョシュの恋愛模様のなかに出てくる「好みだし好かれているし付き合わない手はないはずなのに話が合わないイケメン」とか、すれ違い方がやけにリアルです……。ローテンションで人間関係の微妙な距離感、理屈じゃない感じが描かれ、力なく笑ってしまいます。しかしそもそもコメディなのか謎ではある……でもシーズン2の、ジョシュとお母さんが一緒にタスマニア島でキャンプする話はよかった。現実はおもくてゆるい、ということを感じさせてくれる。ふしぎ。

 

マーベラス・ミセス・メイゼル

The Marvelous Mrs. Maisel

https://www.amazon.co.jp/gp/video/detail/B06VXZ6J75

これはNetflixではなくAmazonプライムビデオです(あれ? でも最近見たなかではイチオシなので未来の自分に今の感動を伝えたい)。アッパーミドル階級の奥さまが夫との関係にぐるぐると悩みながらスタンドアップコメディをかまします。毎回主人公のミッジの身の周りでいろいろな出来事があって、それを後半の圧巻のスタンドアップコメディのシーンで昇華していきます。ミッジの才能を見込んでスタンドアップコメディの道へと引き込んだマネージャーが「あんたはもっと強い女のはずだろ!?」と感情をぶつけるシーンや、大先輩の大人気女性コメディアンに「あなたそのままやってたらだめ、女が成功するのに必要なのはね……」と説教かましてくるシーン、これらへの主人公ミッジの応答の仕方が、すごくいい……! 感情を押し殺して耐えるでもなく、しなやかに女性らしくかわす(笑)のでもなく、ミッジはミッジとして返事している感じがしてとてもすばらしいです。シーズン1のオチもしかり。

 

そう、でも、海外の、映画ではなくてドラマを見ていると、あまりにもストーリー畳む気なさすぎる展開が続き、それが本当に畳まれずに放置されたまま、シーズンが終わる、どころか、ドラマ自体の製作が終わる、という現象が、かなり多く観測できる。ビジネスな理由なのだろうけど、あまりにこういう経験が続くと、オチがないことへの耐性が付いてきて、そもそも物語ってオチなければいけなかったんだっけ……別にどっちでもいいんじゃ……? みたいなやばい感性が育ってくる、いや、やばいとか言いつつ、ブーメランですが……オチってなに……それは、生涯を幸せに暮らしましたとさ、おしまいおしまい、とすることなのかなあ。しかし多くの人の人生にオチはないではないか? いつ終わるかわからないままいまを生きるのではないか? これはアメリカドラマ(オーストラリアも)が現代人の生そのものであることを指しているのであろうか? ああ競争社会……新自由主義……よくわからなくなって畳めなくなったので、この記事はここで打ち切ります。ご精読ありがとうございました。再開して欲しいという署名が集まったら続きを書くかもしれません。そのときはどうぞまたよろしくお願いします。

ねこシステムトイレをくらべる

ねこすな。すなめり。めりるすとりーぷ。ぷりん。ん、になったので終わり。

さて、みなさん、猫砂は何を使っていますか。何も使っていませんか。猫を飼ってはいませんか?

猫を飼っている方も飼っていない方も! この春、猫砂は注目のインテリアコーディネートアイテムです。うららかな春といえば、菜の花の生い茂る原っぱでぼんやりとしている仔猫に目を奪われたり、花粉症で手元の狂った人間の乗り物によって猫が傷つけられてしまいやすい季節です(ノーエビデンス)! 猫をいつ拾ってしまってもいいように、いつでも知人から預かることができるように、猫を飼っている方も、猫を飼ってない方も、家には常に猫砂を用意しましょう。ホームパーティのときも、居間にひとつ猫砂があるだけで、「あ、猫砂が好きな方なんだな、どんな砂いれてるんだろう? 固まり系? 猫見当たらないけどエア猫世帯かな?」とゲストに疑問を呼び起こし、会話が弾むこと間違いなし。緊急時には人間が大をするのにも使えます。ポスト産業化社会と言われる昨今、一家に一台猫砂は、もはや常識です。

しかしながら、ことをエア猫世帯でなく猫がいる家庭に限定した場合、猫砂の問題は、掃除をしなくちゃいけないことです。猫が猫砂のうえで小さなご用をすませるたびに、猫砂ではおしっこが固まり、飼い主はそれをスコップですくわなくてはいけません。うんちもです。愛猫の消化器官が正常なことを確認するのは悲しいばかりではないですが、毎日毎日来る日も来る日もうんちとおしっこをすくっていると、自分はこんなことしている場合なんだろうか、本当にすくわなければならないものが別にあるのではないか。そういう気分になる人も少なくないことでしょう。

こうした全人類の悩みを軽減するために生まれたもの、それがねこシステムトイレです。ふつうのねこトイレとは違います。ねこシステムトイレに入れるのは、ふつうの猫砂とは異なる特別な猫砂で、この猫砂は匂いを抑えるだけでなく、掃除の回数を減らしてくれます。というのも、ねこシステムトイレの猫砂は、固まらないのです! その代わりに、ねこの小さなお便りは砂の下に敷いてあるシートに落ちて吸収されていく二段構造になっています。すごい! もう我々は、うんこだけすくえばいいということです。

(シートは1週間で取り替えてほしいというのが公式見解ですが3-4日に1回くらいは取り替えたくなる)

こんな素敵なシステムトイレですが、なんと、大きく2つのブランドがあります。これがねこ砂設置者のあいだを分断しています。その名も「デオトイレ」と「ニャンとも清潔トイレ」。ユニ・チャーム v. 花王です。果たしてどっちがいいのか。この記事ではケリをつけるまではいかないものの、そのための手がかりを示せたらと考えています。どんな判断もエビデンスベースド! 経験的実証が求められる時代なのです。

 

http://pet.unicharm.co.jp/deotoilet/

http://www.kao.co.jp/nyantomo/

 

我が家ではずっとデオトイレを使っていたのですが、もう何年も経って洗ってもなんとなく匂いが落ちないなあ、丸ごと取り替えたいなあ、春だし、そう思い、特に不満もないしデオトイレをまた買おうかと思ったのですが、どうせだし使ったことないやつをということで、ニャンとも清潔トイレを買って比べてみることにしました。

 

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デオトイレとニャンとも清潔トイレの違い

(1) おおきさ

デオトイレのほうが少し小さい。分解できるとこも多く、捨てるとき45リットルごみ袋にぎりぎりで入れられた。ニャンとも清潔トイレはこれより少し大きいので、捨てるときゴミ袋に入るだろうかと少し不安になった。ただ、ニャンとも清潔トイレのほうが全体の作り自体は頑丈そうな気もする。

(2)色

ニャンとも清潔トイレは色の種類が2種類ある。デオトイレは1種類。

(3)蓋がぜんぶとれるorパカって開く

デオトイレは留め具があってパカって開く。

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ニャンとも清潔トイレは留まってなくて全部取れる。

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したがって、デオトイレは蓋だけ持ってトイレ全体を持ち上げられるけど、ニャンとも清潔トイレではむり。でもニャンとも清潔トイレのが奥まで掃除しやすいかな。

(4)背後のあな

通気性を保つためなのか、ニャンとも清潔トイレの後方には穴が空いている。デオトイレにはない。この違いが匂い防御力の関係でどう出てくるかはまだよくわからない。

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ニャンとも清潔トイレのこの穴を蓋を取るための持ち手にしてねってことなのだろうか。我が家の猫のトイックさんはおもちゃのねずみをくわえてきてこの穴からトイレに入れていた。そのあと穴に手を入れておもちゃを取り出そうとしていた。かわいい。

(5)シートを入れる引き出し

デオトイレは引き出しをひっくり返せるようになっている。これで一箇所だけに集中しておしっこするねこに一定の対策をはかれる。

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ニャンとも清潔トイレはひっくり返せない。

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その代わりにニャンとも清潔トイレでは水を良く吸う紙のようなシートか、おがくず製のシートか二種類を選べる。おがくず製だとおしっこは自動的に全面に広がっていきひっくり返しなどいらないという触れ込みにいちおうなっている。

 

以上!

地味な違いしかないようでいて、意外とこれは強烈に好みが分かれそうだなという手応えもあります。トイレ切り替えの際には、噂の「上から入るねこトイレ」のこともちょっと考えたのですが、掃除の手間や狭い部屋での匂いのことを考えると、やはりフード付きねこシステムトイレに落ち着きました。ねこシステムトイレは日本の住宅事情にたいへんよくマッチしている……しかし、ねこシステムトイレは2種類あってどっちにしたらいいかわからない……なやましい……、本日はそんなみなさんのお悩みに応えるべく、以上のようなブログ記事更新の機会をいただきました(誰から?)。ご静読ありがとうございました。本ブログでは、これからもねことの暮らしについて考えていきたいと思います。今後も末長くどうぞよろしくお願いします。

それでは、猫飼いさんもエアねこ世帯のみなさんも、Have a good ねこスコップ! しーにゃー!

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